| お客様のご要望 | オフィスの天井に取り付けられている蛍光灯周辺に、経年による黒ずみが目立ってきたため、「清潔感のある空間に戻したい」とのご相談をいただきました。 |
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施工データ
| 住所 | 東京都葛飾区金町 |
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| 建物種別 | オフィスビル(事務所内) |
| 施工箇所 | 天井(照明器具周辺) |
| 施工内容 | 照明周囲の黒ずみ除去と部分天井塗装 |
| 工期 | 半日 |
施工の流れ
①【施工前確認・現状調査】
施工前の状態では、蛍光灯器具が天井に直付けされており、見た目は一見問題ないように見えました。
しかし、長年にわたり光熱や空気の流れにさらされた結果、照明器具の背面には汚れや黒ずみが蓄積されている可能性があるため、器具を部分的にずらして状態を確認することに。

②【照明器具の一時移動・天井下地の露出】
照明器具を慎重にずらすと、器具の陰に隠れていた天井面に黒ずみや汚れが明確に現れました。
この汚れは、ホコリやヤニ、空気中の油分などが長年堆積したもので、見た目にも悪く、オフィスの印象を損ねる原因となっていました。

③【下地清掃・塗装準備】
黒ずんだ部分を拭き取り清掃した上で、塗装に入る前に周囲へ養生を施しました。
特に天井クロスの凹凸模様(ゆず肌模様)を潰さずに残す必要があるため、塗布の厚みと均一性に注意を払います。
④【1回目の塗装:ローラーにて下塗り】
最初の塗装では、吸い込みのある下地にしっかりと密着させるようにローラーで塗装します。天井材の凹凸にも塗料が行き渡るよう、角度を変えながら丁寧に作業しました。
※この工程で黒ずみがほぼ見えなくなりますが、ムラ防止のため2度塗りを実施。

⑤【1回目乾燥後の確認】
塗装直後と乾燥後の色ムラや浮きをチェック。
光の当たり具合や全体との色バランスを見ながら、補正が必要な場合はスポット的に追加塗布も行いました。

⑥【2回目の塗装:仕上げ塗り】
より均一な仕上がりを目指して2回目の塗装へ。
1回目よりもやや薄めにローラーで重ね塗りすることで、天井全体の色味と自然に馴染ませます。
厚塗りしすぎないよう調整し、テクスチャを残すように塗装しました。

⑦【塗装完了・養生撤去】
塗装後の天井は、黒ずみも完全に覆われ、まるで新品同様の仕上がりに。
養生を取り除いたあと、器具の固定状態と塗料の飛散の有無を最終確認。

⑧【照明カバーの復旧・完了確認】
照明器具にカバーを再装着し、作業完了。
光をつけた状態でもムラや色の差はなく、オフィス全体が明るく清潔な印象にリフレッシュされました。

担当者のコメント
今回の工事では、コストを抑えつつも高い美観効果を発揮するポイント補修を意識しました。
照明器具の取り外しをせず、限られた時間の中でも綺麗に仕上げられるよう、最小限の工程で最大限の改善を行いました。
お客様からも「部屋全体が明るく感じられる」「まさかこんな短時間でここまで変わるとは」とのお声をいただき、私たちも嬉しく思っております。
「少しの補修で、印象を大きく変えたい」とお考えの方には、今回のような部分天井塗装リフォームをぜひおすすめいたします。































